ヤマハのジュニア専門コース1年目に通う娘をもつ母です。
レッスン7回目を終えました。
娘は通える日程の都合で、グループレッスンと個人レッスンが同日にあります。
連続でみていただくことになるため、練習などもなかなか苦労していますが、同じ日にまとめてみていただけるお時間を作っていただけて、本当にありがたい限りです。
レッスン7回目。
先週の宿題も、先生が娘の状態をみて、新しい曲の宿題はなし、今やっている曲を弾きこんできてね、こういうところに注意するんだよ・・・という感じだったのですが、娘はいったん弾けているからといっておそらく満足している様子。
練習中に私がずれてるよ、先生にここ言われたよね?と指摘してみても、
うざがられる始末・・・(まぁ気持ちも分かります・・・)
そのまま個人レッスンへ。
結果、ほとんどの曲があまり弾き直しもないまま、もう1回宿題となりました。
1つも「〇」をもらえなかったのです。
私も過去にピアノを習っていた経験がありますので、もちろん「〇」がもらえない日なんてざらにあることくらい理解はしています。ただ、小1の娘にとっては、「〇」をもらえることがモチベーションにつながっていたんですよね・・・。
1曲目のエクササイズから娘はふてくされていた気がします。
この前も同じこと言ったよ、と先生は比較的優しい口調で指摘してもらっていました。
が、やっぱりほめられることがないと、やる気なくしちゃうんですかね・・・。
どうやってもうまく弾くことができないので、泣きそうになっていました。(泣かずには頑張っていたんですが・・・)
レパートリーに入っても、どうにもうまくいかず、気持ちを引きずったままで、さすがに先生も「どうしたの?練習あまりできなかった??」と。本人も全く何も答えないので、代わりに私が今週はこんな感じでしたと正直に話しましたが、そこから先生が少しスイッチが入ったようで、ピアノを弾かず、たぶん5分くらいはピアノに向かう姿勢、先生やパパママに対しての「聞く」「伝える」みたいなところを真剣に話してくださいました。
もう人としてどうなの・・・と間接的に言われているような。
娘にも届いたのか・・・。
とにかく先生は、今日はおそらくこのまま続けてもうまくいかないなと感じてくださっていたのだと思います。レパートリー2曲目は多少、ほめたりしてくれていたものの、私には娘がとにかく泣くことだけを我慢しているのが分かりました。自宅での練習だったら、もうとっくに止めさせています。今日はもうやらなくていいと・・・。
でも先生は(もちろんレッスン中というのは大いにあると思いますが)しっかり娘に向き合って、大切なことを伝えてくれました。本当に感謝の思いでいっぱいです。
レッスン後、教室を出た後、泣いてもいいよと娘に伝えると、大泣きしました。
たぶん30分近くは泣いていたと思います。
ちゃんと寄り添って話をしてあげている時間もあれば、その泣いている30分の間にも、先生に対しての態度とかピアノの練習に対しての考え方とか、もちろん注意もしたので、その分、泣きがおさまらなかったのかもしれません。
先生は言ってくれました。
専門コースは、ちゃんと幼児科の先生の推薦があって、この子なら頑張れる!と背中を押してもらってきたんだよと。オーディションに落ちてしまう子もいる中で、ちゃんと合格できたんだよと。
幼児科では他の子と比べて、だれもが1番だったに違いないです。他の子より弾けるのも早いし、ほとんどピアノの弾き方などについては、ほとんど注意されずに育ってきています。でも、専門コースは1番の集まりです。ただ弾けるようになるだけではダメなのです。そんな話も先生はしてくれました。
他のママの話を聞く限りでは、エクササイズもレパートリー曲も他の子と比べると2~3曲は遅れている気がします。私としては焦ります。でも、娘が自分で気づいてくれないと、親が練習しろ、ここ違う、と言ってばかりでは何も変わらないんだなということを、ここのところ、すごく感じています。
何か変わるきっかけになればよいのですが。
なかなか悩みます。
今まで「〇」をもらうことがモチベーションになっていた娘にとって、この曲はどんなふうに弾いたらいいだろう・・・、どんなふうに表現したらいいだろう・・・と考えが切り替わってくれるのはまだまだ厳しいとは思っていますが、親としてはまだまだ本人の気持ちにも寄り添ってあげなければなと感じます。
次のレッスンまでの1週間、もうちょっと様子みてみようかなと思ってますが、まだまだ道のりは長いですね。こんなことに悩んでいる時期もあったなと、振り返ることができる日がくるといいな。