ヤマハジュニア専門コース2年目に通う娘の母です。
来年度の進級、そろそろ皆さん決められる時期かと思います。
「そもそもJ専のオーディションに合格したとして、レッスンについていけるのか…?」
と不安な方もいらっしゃるかと思います。私も同様なご質問をいただくこともこれまでにありました。
今回は娘の1年目を振り返りながら、J専はどういった点が大変なのかについて、書いていきたいと思います。
1 宿題の多さ
幼児科の頃は、ほとんど宿題がなかったというクラスもあると思います。娘が通っていたクラスも、左のページの右手だけやってきて…といった感じの、宿題といってもかなりライトな感じでした。
J専はグループの宿題が1回のレッスンで5~6つは当たり前に出ます。とは言っても弾く宿題もあれば、書く宿題、聴く宿題、創る宿題などさまざまです。
お子さんによって得意不得意があると思うので、どれくらい時間がかかるかは異なるとは思いますが、当初を思い出してみると、ほかのママたちも宿題多くて大変だと話されていたので、1年生に上がったばかりで、慣れていくのには最初の壁になるのだろうなとは思います。
もちろん2年目の今も宿題は多いとは思いますが、スキルも上がり、慣れてもくるので、まずは1年目、多い宿題に対して時間をかけても頑張って取り組めることは必要かなと思います。
2 創作
J専に進級したら楽しみなことのひとつが創作ですね。これが、やってみたくて総合コースではなくJ専に進級したいという方は多いのではないでしょうか。
娘のクラスは、初日のレッスンでの宿題から創作がありました。当時はこんなに最初から?まだ何も学べてないのにどうやって?と…とても驚いたことを覚えています。
正直これは本当に大変だったなと振り返っても思います。
創作すると言っても2小節程度のモチーフをたくさん創るというところが大半をしめるのですが。
1年目のJOCに参加するかどうかは、先生次第なところもあると思うので、どれくらいのスピード感で進めていくかは入ってみないと、経験してみないとよめないかもしれません。
創れるかどうかというよりは、創れるようにはなってくると思うが、それを楽しんで臨めるかどうかなのかなという気がします。
3 譜読み
J専にあがると、レッスンで取り組む曲もグループ、個人ともにレベルがぐっと上がります。
J専に進級するお子さんは、比較的音感がよい子、音が聞き取れる子が多いかなと思いますので、聞いてから弾くということにおいては、得意な子もいるかもしれません。
ただ先生はできるだけ先に楽譜をみてねとお話しされます。CDなどを聞いてからではなくて、楽譜をみてよんでいかないと譜読みの力も身に付かないからだと思います。
2年めになった今では、もちろんだいぶ読めるようにはなってきているので、ここも経験を重ねればということだとは思いますが、やはり最初は大変かもしれません。
今回はJ専へ進級して大変だったこと3つを少しまとめてみました。
まずはオーディションだ!という方ももちろん多いかなとは思いますが、実際に進級したらどんなことが大変なのか?をイメージしていただくためのご参考になれば幸いです。