ヤマハジュニア専門コース1年目に通う娘をもつ母です。
幼児科からの進級について、娘と私自身がどのコースで悩んで、どんなふうに決めたかについて書きたいと思います。
実は私の娘が通うセンターは、市内に2店舗ありましたが、同じ楽器店のセンターは近隣の市にはありませんでした。(ここがコース選択の際の一番大きな問題でした・・・。)
もともと私がフルタイム勤務だったため、平日で通うことは難しく、おんがくなかよしコースの頃から、土曜レッスンがある市内のセンターに通い、幼児科もそのまま持ち上がりだったので問題なかったのですが、小学校にあがったら、どうしたらよいものか・・・と少しずつ悩み始めていました。
というのも、市内の2つのセンターで、土曜で通いたいコースが開講するのかという大きな問題があったからです。
年度によっては、土曜の開講がない年度もあるようですし、(先生や時間・場所の問題もありますよね・・・)実際、幼児科は土曜の開講がない年度もあると聞いていたので、来年はどうだろう・・・と不安にもなりました。(おんなかも、たまたま土曜開講がある年度で本当にラッキーでした!)
私自身はというと、ヤマハのコースを調べてみて、個人レッスンもつけられる「総合コース」や創作などもレッスンに含まれる「専門コース」など、「アンサンブルコース」ではないコースへの進級も検討したいなと思っていました。
実際、このころから、「総合コース」「専門コース」など、ヤマハに通うお子さんを持つブロガーさんのブログを読み漁りはじめました(笑)
先生が10月の個人面談の前に、進級についてレッスン内で話してくださるときに、
「このクラスはみなさんの希望も聞いてから考えることになりますが、おそらくアンサンブルコースでの持ち上がりになります。土曜の同じ時間で検討しています。」
とお話されたこともあり、別のコースへ進級する場合は、別の先生につかなければいけないんだな、もしかしたら場所も曜日も変わるのかもしれないなと考え始めたのもこのころです。
総合コースも専門コースも土曜がない・・・
結局、私の通っているセンターでは、アンサンブルコースしか開講しないとのこと。もう1つの市内のセンターで総合コースが開講する可能性はあるが、おそらく平日になりますと先生からお話がありました。
総合コースは・・・グループレッスン以外で個人レッスンを月1~3回で選択できますが、そうなると週によっては週2回平日に習い事となります。そのためフルタイム勤務の私からしたら、まず無理だな・・・と思う反面、私の仕事のせいで娘の選択肢を減らしてしまうのはかわいそうだなとも感じていました。
専門コースは・・・そもそも市内では開講しないとわかっていたこと、平日に週2日、レッスンについていくだけでもとても大変だと先生から聞いていたこと(先生はJ専出身の方でした)、娘もきっとそんなレベルまでにはいたらないだろうなと考えていたこともあり、ちょっと難しいだろうなという気がしていました。
さて、個人面談の話ですが、先生には正直に「アンサンブルコース」にそのまま持ち上がるか、「総合コース」と迷っていると話しました。
すると、ある意味、想定外だったのですが、先生は専門コースを進めてくださいました。
(正直、開講する場所が遠いのと、週2回平日での開講と聞いていたので、完全に無理だなと私は思っていたわけなのですが・・・先生がそれでも勧めてくださったので、本当にうれしかったです。)
ただ先生も私が仕事をしていること、教室が遠いことなどは理解されていたので、難しいですよね、残念ですね・・・という感じで、いったんは話が終わりました。でもアンサンブルコースではきっと物足りなくなってしまうと思うので、このまま持ち上がるのはやめて、楽器店を変えてでも、最低、総合コースに進級されてみてはどうでしょうか・・・と勧められました。
総合コース・・・
平日週1or週2、頑張れるかな??
仕事の調整できるかな・・・??
と悩んではいたのですが、
何回かレッスンを終えた後、先生からレッスン後に声をかけられました。なんと、想定していた教室よりも近い教室で開講の可能性があるということ、また土曜で開講する可能性があること、どうですか??とのこと。
平日の週2回ということで、完全にあきらめていたものが、土曜になったことで、何とかチャレンジできるんじゃないかな?という気持ちに私自身は変わりました。やっぱり仕事のせいであきらめさせたくはないなと思ったんです。あとは娘の気持ちですね。
娘とは、このコースは、こういうことをやるんだって、こんな感じなんだって・・・とパンフレットを見ながら、いろいろと話しました。今のクラスのお友達とは一緒に進級できないことや、場所も遠くなること、グループレッスンは土曜になったとしても、個人レッスンは平日になる可能性もあることなど・・・
何度も何度も話し合いました。
そして、結果、娘は
「頑張ってみる!オーディション受けてみたい!」と私に言いました。
入学前、まだまだいろんなことが良くわからない年齢である中、自分でこれをやりたい!と決断するのはなかなか難しかっただろうと思います。それでも自分で、大変でもつらくても、オーディションに落ちてしまったとしても、今はチャレンジしたいと決断しました。
自分でやりたい!と言ってくれたのはほぼ初めてだったので、本当にうれしく思いました。また、そんな娘を全力で応援していかなければなと思いました。
これが我が家が専門コースをチャレンジするにいたったまでの話です。
選択肢が限られている中で、幸運にも土曜開講となったこと、本当にラッキーだなと思っています。
ちなみに私の通っている教室を管轄している楽器店は、専門コースが1つしか開講しなかったです。もちろんそうでない楽器店もあるのかなと思いますが、専門コースを検討される方は、専門コースの開講状況なども調べておくのがまず最初にされることかもしれないですね。
また次の機会で、オーディションを受けるまでのお話などもさせていただければと思います。