ヤマハジュニア専門コース2年目に通う娘の母です。もうすぐJ専2年目も終わり、残り1回のレッスンを残すのみとなりました。
今回は「J専に通って良かったこと」について我が家なりの目線ですがまとめてみます。
1.譜読み、初見演奏のレベルがあがった
あくまで個人差はあると思いますが、2年間ですごくスキルがついたなと思ったのは譜読みと初見です。
もちろんコンクールに向けてピアノ教室に通って練習に励んでいるお子さんと比較すると、そこまでではないかなとも思いますが、レパートリー曲であれば、両手でいきなりは弾けないものの、片手ずつであればある程度所見で、演奏できるレベルになっています。
J専にオーディションで入られるお子さんだと、そもそも「耳がいい」、耳では聴き取れるというお子さんが結構多いのかなと思っていますが、確実に譜読みの力もつきます。
個人レッスンもあり、グループでも予習なしでいきなり弾く、みたいなこともありますので、進級前の今、譜読みが苦手で不安だな…と思われる方も、きっと自然と力がついてくると思いますので安心してもらっていいと思います。
2.楽譜におこせるようになる
J専は「創作」もレッスンで行います。レッスンの初回から、曲を作ってみましょうという宿題が出て、面食らったことを今でも覚えています。
1年目からJOCに出られる方は、ここが一番大変だと思います。イメージしたことを曲にできても、まだ1年生でひらがなカタカナを勉強しているような時期から、楽譜を書く練習をしなければいけないからです。
モチーフという2小節くらいの短い曲?のようなものを作るという宿題が、毎回と言っていい頻度で出ます。でもこういったところから、自分で楽譜を書く練習をしていくことになるので、ここも自然とスキルが身に付いていきます。
大変なのは1年目のJOCまで。もちろん2年目のJOCも大変なのですが、楽譜をゼロベースで書かなければならないというレベル感ではないので、サポートする親としてはだいぶ楽になってくるのではないかなと思います。
3.イベントなどの舞台で人前に出る経験をつめる
娘はコロナ禍に幼児科に通っていたため、幼児科時代に発表会を経験できませんでした。
J専は1年目から、JOCやアンサンブル発表会、余裕のある方は個人の発表会にも参加されるので、人前で演奏する機会が、ぐんと増えます。
コンクールに挑戦する方はさらに増えますね。
人前で演奏する、みんなに見られる…みたいな緊張してしまう場で経験を積むことで、度胸も付きますし、これは学校などの場でも活かせるのではないかなと思います。
なかなか何十人ものまえで…なんて経験、できるものではないので、イベントは多くて大変ですが、よい機会だと思ってプラスに考えています。
ほかにもまだまだ「J専に通って良かったこと」はありますが、今回は3つをご紹介しました。
これからJ専に進級される方、来年度の進級を検討されている方、さまざまかと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。